出演
鈴木大樹 役
東日本大震災で被災し、家族の全てを津波に見舞われ亡くした後に、ダンサーを目指し上京する。親友が亡くなり、一時は自殺も考えるが、故郷に戻って高校時代の同級生たちと再び交流することで、イキヌクことを強く意識し始める。
吉澤 元 役
鈴木大樹の高校時代の同級生。震災で母が津波に流されて亡くなってしまい、仕事のために地元を離れて暮らす。故郷に戻り、偶然にも大樹と再会する。
大山聖子 役
歌好きが縁で夫と結婚し一緒に海産工場を営むが、震災の津波で夫を亡くしてしまう。大好きな歌を歌える食堂の常連客。
高橋 亘 役
高校時代に大樹とサッカーのチームメイトとして活躍し、親しい存在。大学に進学するが故郷に戻り、10年ぶりに大樹と再会する。
田島慎吾 役
役場の観光課に勤める職員。震災で多くの人々が塞ぎ込んでしまう中、誰よりも明るく、元気づけようと復興に尽くす。
児玉一慶 役
震災当時、仲間とタクシー会社を経営していた。震災後、地域の復興のため、常に全力を尽くす。
淡島秀夫 役
古くから漁師を営む一家に育ち、地元の漁協組合長を務める。食堂にいつも新鮮な魚介類を卸しにやってくる。
中島 博 役
大樹と高校時代の同級生。震災で家族や親戚らは無事に助かり、どこか後ろめたさを感じている。生かされた命と思い、故郷の復興のために役場に勤める。
清水一平 役
清水紀子の夫で、学校の先生。震災当時は、家庭をかえりみず学校の生徒たちの対応に没頭する。
高田早百合 役
大樹の高校時代の同級生で、とても明るく誰からも慕われ、学級委員を務める人気者だった。震災で両親を亡くし、今は復興を目指し道の駅の店長を務める。
清水紀子 役
震災当時にお腹に子供を宿していたが、避難生活のストレスで流産してしまう。それ以来、夫の一平とは離れて暮らすようになる。
名取慶子 役
高校時代は大樹と交際していたが震災で一変。母親と祖母を亡くし、故郷を想いながらも他の街に移り住む。
大城ユキ 役
海産工場に勤めていた母を震災の津波で亡くす。当時小学生だったため、大山聖子を母親の代わりとし、養女として育てられる。
吉澤淳子 役
吉澤 元の母。震災の前に夫を亡くし、ひとりで元を育てる。この町で生まれ育ち、母が営む喫茶店を受け継ぐが、震災の津波で流されてしまう。
木島 晃 役
東京に出てミュージシャンとして暮らしていたが、震災当日は、偶然にも故郷に戻っており、津波に襲われる。故郷の人々を想い、3年前、みんなが元気になれる食堂をオープンさせた。
<Band>
会田敏樹(Gt.)  原田達也(Key.)  河野友弥(Ba.)
金山 徹(Sax./Fl.)  Miuji(Ds.)
スタッフ
作・演出:モトイキ シゲキ
演出:林 希
音楽:高木茂治
美術:片平圭衣子
歌唱指導:平岡由香
振付:moca
エアリアル指導:山中陽子/今村ゆり子(G-Rockets)
照明:柏倉淳一(オールライトアソシエイト)
音響:戸田雄樹(エディスグローヴ)
映像:手代木 梓(トーキョースタイル)
衣裳:溝口貴之/高坂絵莉香(東京衣裳)
ヘアメイク:中原雅子(My Miracle)
舞台監督:平山正仁(AWESOME)/徳山弘毅(PRODIERE)
宣伝美術:隆 俊作(FRENGE DESIGN)
宣伝写真:taro
WEB制作:メテオデザイン
協力:ラナハウス/風の電話・ベルガーディア鯨山(佐々木 格/佐々木祐子)
三陸新報社/気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館
制作協力:アオイスタジオ
プロデュース:プロデュースNOTE
主催・企画・製作:「イキヌクキセキ~十年目の願い~」製作実行委員会